中国ユーザーの約半数が「Googleは百度よりも中国を理解」
中国最大手のメッセンジャー「QQ」で知られる騰訊網がネットユーザーを対象に行ったアンケートで、回答者の約半数が「Googleは百度よりも中国ユーザーのことを理解している」と答えたことが伝えられ、話題となっている。
これは、1日にスタートした「春節特別輸送体制」(春運)に関して、ユーザーに期間中の交通情報や乗り換え案内などのサービスを提供する「春運マップ」をGoogleと百度がそれぞれリリースしたことをうけたもの。騰訊網の科学技術チャンネルが両サイトの「春運マップ」を比較するとともに、「どちらのサイトが中国ユーザーをより理解しているか」という2択形式のアンケートを実施した。その結果、2月8日午前10時時点で約1万4000件の回答があり、Googleが47.39%、百度が52.61%という結果が出ている。
出ていく出ていかないの騒動になり、国内メディアを中心にGoogleの態度に批判的な声が高まる中で、なおもGoogleに対する信頼の高さ、人気の高さをうかがわせる結果となった。Googleはその結果に応えるかのように、旧暦12月28日に当たった2月11日には「年画」と呼ばれる正月飾り用の絵などを壁や窓に張り付ける風習に合わせて、「o」の文字に「福」をあしらったGoogleロゴをトップページに掲載、注目を浴びた。一方、百度のトップページは春節が間近に迫った今でも特に変化はないという。
ただ、アンケート結果や関連記事に対するコメントでは、「グーグルびいきではないか」「ロゴだけで中国人を理解しているとするのは乱暴」「出ていくって言ったんじゃないのか」などと反発する声も多く見られ、ネットユーザーの間ではGoogle派と百度派に大きく分かれていることが伺える。
なお、今回比較の対象となった「春運マップ」は、Googleが雪による被害が大きかった2008年の「春運」期間に立ち上げたのが最初だという。今年は百度も「春運マップ」をリリースし、Googleは百度の1週間後にようやくリリースされるなど出遅れていた。Googleと百度の「比べっこ」は、春節後も続きそうだ。(編集担当:柳川俊之)
2010/02/12(金)
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