外客の3割がノートPCで日本の観光情報収集
日本政府観光局(JNTO)が、観光案内所「ツーリスト・インフォメーション・センター」(TIC、東京・有楽町)を利用する外国人旅行者を対象にアンケート調査した結果、欧米豪を中心とする旅行者の約3割がノートパソコン(PC)を持参して旅行情報などを収集していることが分かった。旅行者がパソコンや携帯電話などを活用して収集しようとしている情報には、宿泊施設に関する情報も上位に挙げられた。
調査の回答者数は433人で、TICの利用が多い欧米豪の旅行者が87.7%を占めた。年齢層も比較的若く20、30歳代が72.5%に上る。調査期間は昨年8月17日~9月30日。
「日本旅行中にどのような通信機器で情報を収集するのか」を質問したところ、「自分のノートパソコン」が33.9%に達した。このほか「インターネットカフェ」が27.7%、「宿泊施設の端末」が24.0%、アイフォンなどの「スマートフォン」が16.9%、「携帯電話」が10.9%。
これらの通信機器を使って日本旅行中に収集したい情報(複数回答)では、「メール受信」を除くと、「宿泊施設の情報と予約」が44.3%、「地図情報」が44.0%、「観光地や施設の情報」が43.7%だった。交通機関や観光案内所、イベントに関する情報もそれぞれ15%前後に上った。
収集したい情報の上位に宿泊施設が入ったことについて、JNTOの塚本恭丈・観光情報センター長は「外国人旅行者がどのようなサイトをみているのか、とても興味深く、今後、機会を捉えて調査したい」と話した。
関心高い体験日本食や旅館
TICでのアンケート調査では他の質問も設けた。訪日旅行での「関心のある体験」では、「日本料理を食べる」が最多の回答だったほか、「旅館滞在」「温泉」も上位に入った。「購入したい品目」では、「日本茶」が最多の回答を集めた。
関心ある体験では、20の選択肢から5つを選んでもらった。トップの日本料理は70.2%の旅行者が挙げた。「伝統的建築様式」「伝統的日本庭園」の見学が2、3位。前回6位だった旅館滞在は4位に上がり、35.9%の旅行者が選んだ。5位が「温泉」、6位が「買い物」だった。
購入したい品目は、前回3位だった日本茶がトップ。日本食のブームなどで定番となっているほか、持ち運びの負担が少ないこと、価格帯が幅広いことなどが理由とみられている。このほか「カメラ・デジタルカメラ」「着物、ゆかた」「菓子」が上位に入った。(情報提供:観光経済新聞社)
2010/02/05(金)
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