外国人買い物客から感じること
訪日外国人に人気スポットは、お台場、銀座、新宿、渋谷、秋葉原などさまざまです。
最近の傾向として、観光のみならず、日本での「ショッピング」を楽しみに日本へ訪れる方が増えてきているようです。事実、JNTOの調査(※1)からも外国人観光客の訪日目的としては、「伝統文化・歴史的施設」(32.4%)や「温泉・リラックス」(32.1%)を抜き、「ショッピング」(34.8%)が第1位という結果も出ています。また、彼らに人気な購入商品としては、洋服などアパレル製品から浴衣や着物、デジタルカメラ。その後に日本茶や日本酒や書籍から100円ショップの小物までと多岐に亘ります。(※2)
実際に、買い物しているお店や駅で、知らない国の言葉が聞こえてくることは珍しいことではなくなっています。そんな彼らを見ていると、ある有名な電気量販店や、ドラッグストア、ディスカウントショップなど、皆が同じ袋ばかり持っているように感じます。こんなにも多くの良いお店が存在する東京で、同じ店でばかりで買い物をしているのは何故なのでしょうか。もしかすると、それらの店は日本国内では知名度が高い店であることや、同じ店で欲しいものを一度に揃える事ができるメリットがあるためかもしれません。
しかし、ただ単に、彼らにその他のお店の存在自体を知られていない、または良さが伝わり切れていないだけという事も考えられます。一度でも良いサービス、良い店と知っていただければ、お客様がお客様を呼び優良顧客になってくれるはずです。なぜなら、彼らのネットワークは意外にも強く繋がっていて、特にアジア圏の方々は日本と同じくインターネットの口コミ情報に影響されていきます。外国人に歩みよったサービス、彼らの視点を意識しながらお店の良さをもう少しだけアピールしてみてはいかがでしょうか。
出典
(※1)日本政府観光局(JNTO)「訪日外客実態調査」より
『外国人観光客の訪日動機のトップは「ショッピング」』(2006~2007年)
(※2)日本政府観光局(JNTO)「訪日外客実態調査」(2007年)より
(執筆:CBMグループ Y.M)


